メンサ会報誌表紙写真

JAPAN MENSAが発行する会報の表紙用に写真を提供してほしい、というご依頼がありお受けしました。とはいえ最近の話でもなく実は既に3回ほど提供済みです(月刊誌なのです)。

上が最初に提供した写真と、2回目に提供した写真です(会報はメンサ会員しか見られないのでここでは文字を乗せる前の状態をご紹介します)。いずれもInstagram用に撮った写真の転用です。特に2回目の写真に関して、やはり文字用のスペースをあらかじめ計算しないとシックリこないな、という自分なりの反省点が。

そんな中先日3回目のご依頼があったので、結局それ用に新撮しました。

上がその新撮した写真です。文字スペースはバッチリなのですが、これが何の写真だか分からないという声が。これはメンサ会員の友人宅で撮影した、テーブルの上に置いたコーヒーカップなのですが、そういう疑問が出るとは予想できませんでした。僕はわりと、自分にとっては前提でも相手にとってはそうでないことの説明をしっかりするタイプなのですが、今回は盲点でしたね。恐らく非言語的な分野だからでしょう。

でも(何か分からなくても)写真として好きといった声も多く頂きまして、さすがメンサ会員というか、写真とはそういうものでもありますのでとても嬉しかったです。勿論今後撮る際は分かり易さにも留意しようと思います!

尚メインサイトにも写真カテゴリを設けて、今回の表紙写真を第1弾として掲載しました

CGのリハビリ

最近趣味のポートレート撮影にハマり気味で、撮ったものはInstagramに投稿しています。それを知る友人から先日「どのような判断基準でシャッターを切るのか」という質問をされました。まずこの質問自体が極めて知的なのですが、そういう相手なので簡略化しないバージョンで答えたのが下記です。

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野外ポートレートの場合、一般に順光側より逆光側が良いカメラポジションとなる(勿論違う考え方もある、以下同様)。しかし逆光でも背後に目立つ看板があったり、モデルさんと自分との間に遮蔽物があったら不都合。但し遮蔽物がモデルさんを部分的に隠すことで良い構図となる場合もあり、一律にダメな訳でもない。このように良いカメラポジションは空間内に単純には分布しておらず規則性を把握しにくい。通行人の状況や太陽の角度など、時間との関係で変化する要素もある。

つまり、最適なカメラポジションを求める際に考慮すべきパラメータは非常に多い。しかも被写体は生きた人間なので動くし、表情も雰囲気も一定ではないから更に計算は複雑になる。

それに加えカメラマンは計算に専念するのではなく、モデルさんをディレクションすることで計算結果に影響を与えなくてはいけない。ディレクションの前提として、撮影前からの信頼関係の構築が必要になる。この構築やディレクション自体も計算なので、こうなるともうやるべき計算が膨大になり過ぎる。まるで人生自体を計算しようとするが如きである。しかしそれでもなんでも無理矢理にひとまずの解を導き、その解が一定水準に達しているか否かをシャッターを切る際の判断基準とする。

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このような問題をコンピュータに解かせるのは今の時点では難しい気がします。仮にロジック部分を解けたとしても、ディレクションの際はそれを言うのが人間であるという要素が重要だと思われるので、同じ効果をコンピュータやそれに付随するシステムで狙えるかは微妙です。つまりポートレート撮影は自分にとってはデジタル的なショートカットを導入しにくい、その意味で極めてアナログな分野です。

僕の日頃の仕事はCGの割合が高いのですが、何かそのリハビリでポートレートを撮っているような気が最近はしています。

2016 best graphic

大晦日です。という訳で、今年1年に制作した全お仕事動画をまとめて…掲載しても誰も観ないと思われるので、それに最近では趣味写真(インスタ)にも結構比重が置かれているので、それらの中から何点か選んで画像で振り返ることにしました。まーよく働いたと思います笑。
各作品の関係者様、それに直接には関係者でない皆様も、本当にありがとうございました!来年もよろしくお願いします。













運要素

うわー、先月は1回しかこのブログを更新できなかった。FaceBookにはここよりは高い頻度で小ネタを投稿しています。Instagramに至っては更新頻度激高ですのでもしよければフォローしてみてください(但し純作品的です。日記的側面ゼロ)。というかむしろInstagramにハマっていて、仕事に割く以外の生産性がそっちに振り分けられているのがブログが更新できていない原因です。

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これらは、前の記事でも少しご紹介しましたがインスタに投稿した、女優/ミュージシャンのみやびさんと撮ったポートレート。

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そして街撮り。

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少しシャープな街撮り。

ちょっと写真スイッチが入ってしまっていますね。僕は大前提として仕事中毒なのですが笑、僕がやるような映像作品はCGも絡むしスパンが長いです。勿論そういうボリューム自体が醍醐味の一部ではあるのですが、瞬間的に結論が出る写真は別の意味で刺激的です。

CGは良くも悪くも汗をかいた分しか前進しないのですが、写真は、仮に歴史的な名作と呼ばれる写真があったとして、その瞬間その場所でカメラを持って立っていれば誰でもそれを撮れた可能性があるところがなんともギャンブルです。勿論それなりの方法論とか積み上げていく要素はあるのだけれど、それを全部運がチャラにしかねない面があり深いんだか浅いんだか分かりません。でもその気紛れな猫のような感じが今の自分には楽しいです。

ちなみにインスタはハッシュタグ毎に投稿された写真を検索できるのですが、「デジタルでフィルムを再現したい」等の純作品的なタグに関しては自分の写真がちょくちょく人気投稿にランクインするようになって喜んでおります。
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それ以外では、IQ160以上でないと入れない超高知能団体Helliqのオフ会に出たのですが自分以外みんな天才かと思いました。一応自分もメンバーではあるのですが、分かりやすい天才感とか特殊能力とかないからねー。そんな分かりやすい天才感を醸す人いるんかい、とお思いでしょうがいるんですわこれが。勿論楽しかったです。