人間関係の偏り


Premiere Pro(という映像編集アプリ)の使い方を教わりに来た友人が、手順を一度実演して見せただけでマスターしてしまいました。その後いろいろ話したら間違いなく頭が回りすぎる系の人でした。前からそういう印象はあったけれど確定、みたいな感じ。メンサ(という僕が所属している高IQ団体)とは関係なく知り合ってもその人も又高IQである、ということが何故か多いです。

仕事相手の条件

仕事相手から「ひらさわさんって映像作るの好きなんですか!?」と訊かれることがあります。僕にとってそれは大前提なのでその場の反応としては大抵笑ってしまいます。しかしだからと言って、その前提を仕事相手と共有しなければダメだとは思いません。むしろ逆です。

好きなことを仕事にするというのは勿論素敵なことですが、そのような気持ちの問題を実務に持ち込むと、何故か好きと理不尽を交換するような取引が生まれがちなのですよね。つまり、好きなことなら無理な条件でもやれ/やろうみたいなことです。そんな世の中にあって仕事相手にその認識がないというのは、つまり仕事が真っ当に進む可能性が高いことを意味します。

またそもそも、映像制作に携わる全ての人に仕事を好きになるよう強制することはできません。好きかどうかと優秀であるかどうかは別の評価軸です。という訳で、僕が仕事相手に求める条件はフェアでロジカルであるということだけです。
仕事が好きでかつ優秀というのが一番かもしれませんが、もし充分フェアでロジカルに振る舞えるのなら、その人は仕事が好きで優秀な人と多くの場合区別がつかないように思います。

宝石のような謎

先日、“森博嗣という作家のブログに「趣味の庭園鉄道の橋を作る為にまず谷を掘っている」とあったけれどその発想が凄い”という趣旨の記事を書きました。これは殊更に凄いこととして書かれている訳ではなく僕が勝手に感動しているだけです。でもその反応は間違いなく筆者の想定内です。今日は同じような話をもう一つ。

森博嗣はその庭園鉄道の工作や小説の執筆などをする為のガレージを建てたことがあります。ちなみにこの庭園鉄道というのは1/6スケールですが人が跨って乗れる本格的なもので、庭を周回しガレージにも乗り入れています。ある日、そのガレージにはちょっと身をかがめないと入れないと彼のサイトかブログに書かれているのを見ました。入り口が小さいのです。僕はその時ガレージの設計意図が分かり鳥肌が立ちました。

これも僕が勝手に感動しているだけですが、その解釈は恐らく正解だと思っています。彼の書いたものの中には正解どころか問題自体が隠されている宝石のような謎が沢山あります。

見えないナイフ

僕はとあるアーティストのファンなのだけれど、その理由を「背中に見えないナイフを突きつけられているように見えるから」と説明すると一部の人からは非常に納得してもらえます。そのアーティストに限らず僕はそういうタイプの表現者に惹かれがちです。

ところで20年以上前にアイルトン・セナという伝説的なF1ドライバーが事故死しました。そのセナの走りを当時の解説者が「何故そこまで、という感じがする。泣けてくる」と評していました。僕はその意味が完全には分からなかったのだけれど、その解説者は何かの核心を突いている、今自分は大事なことを聞いたとその時思いました。

その時感じたことを、今は多少自分の言葉で説明することができます。つまりその解説者も、セナの背中に見えないナイフを見ていたのだと思うのです。

住宅情報館 × lol 第4回

avexのダンス&ヴォーカルグループlolさんが住宅情報館でお仕事体験するというPVシリーズの第4回。今回の主役mocaさんは17歳なのに僕より大人だったなー。若者らしくないという意味ではなく。この仕事をしているとそういう人にたまに出会います。