観劇とCM撮影と現実逃避と私

ここ最近の出来事を箇条書き風に。

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劇団おしゃれ大学公演「リア王」、観に行きました。
追い込み期間中に、オープニング映像とは別に、
雲が飛ぶように流れ横殴りの雨と雷がひっきりなしに襲う
10分間(!)の背景映像を依頼され、
お蔭で切れ目が分からないループ映像のノウハウを確立しました。

本番の公演は満員御礼に近い盛況で、これは本人にも伝えたけれど、
ラストシーンの主役(劇団主宰の青柳氏)の演技だけで、
1万円くらい払ってもいい感じでした。

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それと並行して、神田のカメさん法律事務所の新CMを撮ったりもしていました。
15秒CMを15分で撮り終わり、自己ベストを更新しました。
今後更に記録を短縮したい所存です。
その為にはカメラ起動時間の短縮などハード面や、
下半身強化などフィジカルの見直しも必要かもしれません
(冗談ですよ、念の為。撮影時間15分は本当)。

年末に放映されます。

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その他にシリーズ物のCS番組の演出やら、更なる別件やらもあり、
結構な忙しさが続いており、そこからの現実逃避かどうか分かりませんが
これら↓をポチってしまいました(で、先日届いたので撮影)。

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これらはポチれるからまだいいのですが、
今月にはamazon瞬殺(勿論自分は買えず)につき、
発売日に実店舗に出向くしかないアイテムが幾つか発売されます。
当日寝過ごさぬよう、生活面の見直しも必要かもしれません
(これは冗談ではない)。

リア王今週末

最近かなり作業が忙しかったので、
吾妻ひでおの「アル中病棟(失踪日記2)」を読みました。

なんで忙しいのに読むかというと、
CG的に計算が重い作品の場合、数分間の描画待ちが頻繁に発生し、
その数分というのが曲者でマンガを読むくらいしかできないのです。

「失踪日記」は、ほのかに控えめに芸術的だったのだけれど、
それが賞を取りまくったものだから(か知らんけど)、
「2」は控えめどころじゃない感じです。
吾妻氏にとって世界がどう見えているのか、伝わってき過ぎて辛い。

ちなみにそのCG計算が重い作品というのは、
劇団おしゃれ大学の「リア王」オープニング映像のことです。
その「リア王」公演ですが、そういえばなんと今週末じゃないですか。
というわけで、物凄く段取りっぽいブログで恐縮ですが告知させて頂きました。

ちなみに同公演の特報映像(オープニングとは別ね)が、
googleから目を付けられた…というか誉められたらしいです。
嬉しいけれどこれは奇跡で、再現性はありません。
これを期待して仕事を頼まないようお願いします(笑)>関係各位

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満点以上な演出例

先日、古田の日本シリーズ解説が分かりやすくてスゲー、
という記事を書きましたが、同じような別の話を。

何年か前の27時間テレビで、
秋川雅史が子供たちに「千の風になって」の合唱を教え、指揮する、
という企画がありました。

その際秋川氏がした指導は
「僕が指揮してる最中、指で1を出したら普通に歌う、2を出したら頑張る、
3なら凄く頑張る」というものだったんですが、
この演出方法はかなり完璧でびっくりしました。
だって、子供にも分かるシンプルな言い方なのに、
合唱としての繊細なコントロールも又実現されているわけで。

その時点で結構感心モードだったのですが、
本番のコンサートで更に凄いことが。

曲の大サビで、秋川氏は「5」を出したのです。
1から3までしか頑張り方の分類がない中で、大サビだけは「5」。
ああもう本当に、その通り、そういうことです!という感じなのですが、
しかも相変わらず言い方としては超シンプルなのがまた憎いというか、
なんというか。
もし、そこまでは汲めない子がいたとしても、
何年か、何十年か経って思い出した時に感動するのではないかな~。

で、曲が終わって泣いている客もいる中、
秋川氏が最後に出したのが「1」。
でも人差し指ではなく親指の1で、つまりグッジョブ!ということね。
勿論客席からは見えないようにチラッと一瞬出すのですが、
ここまで来ると完璧すぎて、なんなんだこいつは、という感じです。

それに引き換えこのシンプルでもなんでもないブログはなんなんだ。
こんなん全部消すわ。
いや消さないけどさ、とにかく曲がりなりにも、
僕も人を演出することがあるのですが、
その際のかなり理想的な参考例として、上の話を思い出すことが多いです。

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ちなみに、本サイトを更新していろいろ動画も追加しました。
今回から作品のインデックスを1ページに統合する方式としました。

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リア王爆発しないで


最近何度かこのブログでも話題にしている、
劇団おしゃれ大学さんの公演「リア王」の特報を作らせて頂きました。

映像的には、
僕の日頃のやり口を知っている方が見ればもうそのまんまなんですが、
そのまんまなりに頑張りました。

これはちなみに以前の記事で撮影を済ませた、と書いたオープニングとは別ね。
オープニングはもうちょっと、新しい感じで行こうと思うのですが、
というか今月23、24日公演のオープニングに関して今更
「行こうと思う」でもないのです。
現場は現場で大変かと思いますが、
それとは別にこちらも人知れずテンパっております。
(スケジュール的に)爆発しないよう頑張ります。

うん、まあ、間に合うとは思うよ!

日本シリーズ、TVシリーズ

日本シリーズをTVで観ています。
子供の頃は全くそう思わなかったのですが、プロ野球面白いね~。

自分がおっさんなので、
おっさんが最終的にカッコよく見えるコンテンツ
(例としては「アイアンマン」)が近年無性に好きなのですが、
プロ野球思いっきりそれやん。ど真ん中やん。

それから古田の解説がクレバーで感動しました。
巨人の、物凄く優秀な抑えの投手が出てきた時に、
「この防御率だと、(さっと暗算して)1ヶ月に1点取られるかどうかです。
これはチームメイト的には、あいつ久々に点取られたな~という感覚です」
と仰っていました。

「防御率」って、
野球に詳しくない人がピンと来ないキーワードのひとつだと思うけれど、
それを汲んだ上でこんなに理論的かつ肉感的な説明を一瞬でできる人って、
人生でなかなか巡り会わないですぞ。

僕が今携わっている仕事のひとつに、
「大人の街歩きスタイル」というTV(CS)シリーズの総合演出というか、
各工程に少しずつ関わって最後の編集とグラフィックは自分がやる、
みたいなのがあります(最近趣味ブログ過ぎるのでたまには業務報告)。
その際、もっと分かり易く簡潔な言い方、編集にしましょう、
という方向で発言したり作業したりすることが多いというか、ほぼそれが全てです。

だからこそ余計古田の解説が響いたのかもしれませんが、
しかも彼は面倒臭がってる感じがないというか、底意なくにこやかなんだよね。
そうなれるコツをちょっと教えてほしいです。
そして江川、おめーはダメだ。