やや仕切り屋

ちょっとご無沙汰でした。
近況としては、実は先月くらいから多少時間ができまして、
そこで今までやりたくてもやれなかったことに手を出そう、
と試みています。

僕は今まで営業をほぼしたことがないのですが、
「これぞ」という企画に関しては自分から提案していきたいというか…。
或いは提案するまでもなく、
できればやりたいね、的な扱いになっている企画で、
自分が手を挙げなければそのまま流れるし、
挙げれば実現する、というものも結構あります。
その中で心にひっかかったものに関しては、
時間がある時くらいは手を挙げよう、みたいな感じです。

そういうこと全般が億劫だった時代に較べれば、
その程度には元気になった、という感じでしょうか(笑)。
前回も同じようなことを書きましたね。

で、その第一弾を先日撮影しまして、
撮影というからには実写主体の作品なのですが、
現在その編集及びCG作業中です。

ジャンルとしてはミュージックビデオなのですが、
そういう経緯なので当然ながら、自分としては力が入っています。
勿論自分だけではできないことで、ご協力頂いた皆様には感謝。
これに関してはまた書きます。

このやや仕切り屋モードですが、
何かのきっかけで致命的に懲りるまでは(?)
当面はそれをたまに、折を見て発動する感じでやっていきたい所存です。

複雑系

前回まで旧作の紹介が続いていましたが、
やはり昔は実写に燃えていたなあ、と思います。
さしずめ実写期です。

その後は、実写を伴わずCGだけで完結するものが多いCG期となります。
それは勿論そういう依頼が多かったからですが、そう仕向けていた面もあります。

CGのみのソロ案件というのは簡単に完成度を追求できるし、とにかくラクです。
外部に対しては、とにかく法定速度40キロなんだから41キロなら問答無用で死刑、
みたいな態度で臨むこともまあ可能です。

実写的な案件になり、巻き込む人が増えていく程、
とはいえ誰も40キロなんかで走ってないから、逆に迷惑かも、
じゃあ何キロならいいの?みたいな面が増えていって、
要は格段に複雑さが増します。

でも今改めて思うのは、そういう複雑系も悪くない、ということです。
どう悪くないのか、ひとことで言えないことも含めて複雑系ですが、
分かり易い部分でも、CGと実写の混成映像が、
どちらかだけのものよりも説得力を持ちやすい、というのはあるでしょう。
というわけで最近は、
そういう面も含めての実写+CG期に入っているかもしれません。

僕はスタローンの映画が実は大好きなのですが、
彼は「ロッキー」の脚本家であることからも分かるようにとんでもなく知的な人で、
映画のオーディオコメンタリーなんて、
それをアドリブで言っていることが信じられない程隙がなくかつポエジーです。

その彼がいまだに「エクスペンダブルズ」みたいな映画で、
見るからに面倒臭そうな昔のスターばかり巻き込み続けているのは、
やはり彼が筋肉バカだからではなく、最高度に知的だからだと思うんだな…。

引き続き懐古

前回久々に動画を追加したら、やはりアクセスが大きく増えるみたいですね。
でも毎日のように動画追加なんか無理だしなあ…。
そうか、皆に動画を投稿してもらえばいいんだ!
そうすれば最強に盛り上がるサイトになるんじゃね?
と思ったらそれがyoutubeでした。うん、なるほどね。

さて、毎日は無理ながら今回もold worksコーナーに動画追加です。
HairSalon EARTHのCM「GOLD編」と、
とある演劇公演の為に作ったオープニング映像です。

「GOLD編」も勿論旧作なのですが、
再掲載に際して、CGに一部手を入れました。
何が変わったかというと下記のような感じ。

img010

(実は「バトル編」も再掲載用に効果音とか微妙に足しています。)

もうひとつは、たまに劇団員の方に僕の作品に出て頂いたりしている、
劇団おしゃれ大学さんの「DOUBLE FARM LIFE」という公演の為のオープニング映像で、
この作品はサイト初掲載です。
劇団主宰の青柳さんのブログにでもリンクしておきましょう。

img011

さあ、旧作紹介はいったん区切りをつけて、そろそろ新作に着手せねば…。

時には昔のCMを

久しぶりに本サイトをいじりました。
old worksコーナーに、昔作ったHairSalon EARTHのCM、
「バトル編」と「紅葉編」を追加しています。

img009

特に「バトル篇」に関しては、
ずっと昔にはこのサイトで公開していて、つまり再公開なのですが、
あまりに昔なので殆どの方には新作だと思います(笑)。
逆にこれに見覚えがあるという方はすごいです。

映像というのは鮮度が落ち易いジャンルで、
例えば少し前の曲は聴けてもそのPVは観れたもんじゃない、
ということがままあります。
ただ古さは仕方ないとして今でもそこそこ面白くはあるかも、
という作品が自作の中にもたまにあるので、
そういうのを救うべくold worksというカテゴリを設けた次第です。

ちなみにお気づきのように、
同時にサイト全体のデザインも部分的に刷新しました。
色の要素が以前より抑え気味になっています。
自サイトに関してはカラフルとモノトーンの間をいつもグルグルしている気がします…。

GO AHEAD

やっと多少落ち着いてきました。
youtubeに久々にログインしたら、
新デザインが発表されていたので自分のチャンネルにも反映しておきました。

img008

こういう、自分が請け負った作品の中で、
クライアント名義で投稿されている動画も目立たせられたり、
またその上で特定の動画を全体共通のイチオシにできる仕様は、
非常に映像クリエイター向けでありがたいです。

ちなみに、youtubeに自分のショウリール(作品集)をアップすることは
海外の映像クリエイターは皆やっているのですが、
日本で、企業ではなく個人で、かつプロでやっている人のリール、
という条件だとかなり数が少ない気がします
(勿論、そういう趣旨の個人サイトやブログも少ないです)。

これは、競合が少なくて有利といったレベルではなく、
少な過ぎてそういう業態自体が認知されなくて困る、という程の過疎っぷりです。

ちなみに僕は、映像制作以外にも、
ウェブやロゴデザイン等も含めてのブランディングが楽しいのですが、
そういう仕事スタンスの個人クリエイターは決して珍しいわけではなく、
普通に情報を漁っていれば見つかります。
但し、やはりというか何というか、その多くが海外の人です。

これは一体何故なんだろうね~。
その辺の社会的な背景を研究しているわけではないですが、
ただ、皆が凄く先の心配をしていて公務員がなんとなく勝ち組っぽくて、
みたいな雰囲気だと、
進路としてフリーのクリエイターを選びにくいのかもしれません。
簡単に選ぶと言ったって難しいんだ、と言われるのは、
当事者なので勿論分かっているけれど、
困難さが強調されるだけで、フリーの人達のイキイキ感みたいな情報が
あまりない状況もまた窮屈なんでない?という話です。
よってクライアント側も、そういうクリエイターにビッグプロジェクトを
任せるような発想になりにくいのかもしれないね~。

僕としては、厳しさに裏打ちされているのは勿論構わないので、
とにかくもう少しフリーに皆がやれる社会に、雰囲気になればよいな、
と切に思います。

だってフリーのクリエイターは、
朝起きなくていいし毎日満員電車乗らなくていいし(たまに乗るけど)、
他の人の裏をかいた時間にフィギュアとかミニカーとか買えるし、
そしてそういうこと全部を合わせたよりも仕事自体が楽しいわけで、
だから全てが最高とは言わないけれど、
かなり悪くないことは間違いありません。