それに名前もいい

またまたまたご無沙汰でした。
前回の記事は結構なアクセス数でした。
皆多かれ少なかれ同じようなことを感じているのかもね。

ところで、ウインブルドンでのクルム伊達さんの健闘っぷりに、
ほぼ同年代としてとてもハマっております。
最近僕は「いろいろな経験をしてある意味丸くなっているのだけれど、
かといって全然負けてないおっさん」みたいなのが無性に好きで、
スタローンとか大好きなのもそれなのですよ。
クルム伊達さんはそういうことの女性版、みたいな。

若い選手というのは大体、
いろいろ自分は生意気だし独自の道を歩んでるけれど、
誰にも文句は言わせねえぜ、ということの証明の為に負けられねえぜ、
かといって謙虚さもなくちゃダメだから謙虚さでも負けられねえぜ、
みたいな窮屈なことになってしまいがちなんじゃないかな~。
いや、具体的にアスリートの知り合いはいませんが、
若い社会人とかも含めて、なんとなく、一般的に。

やはりなかなか、
「いつも相手選手のお母さん何歳なんだろう、って思うんですよね~、
アッハッハ」みたいな風にはいかんもんですよ。
このコメントの味が分かるのももしかして
おっさん年代以上なのかもしれませんが、
とにかく素晴らしいってことなんだ、いずれ分かるさ、若者よ!

昔は、丸くなる要素が全然なくてひたすら尖り続けるおっさん
(なんとなくの具体例としては宮崎駿)が目指す方向性だったのですが、
最近やや丸くなって上記の価値観に至りました。

簡単なはずなのに

またまたご無沙汰ですみません。
相変わらずいろいろ作ってるのですが見事に全部水面下なので
詳細はいずれ。

ところで、何故か急に気が向いて
「ツレがうつになりまして。」とその続編を今更読みました。
で、もしやとは思っていたのですが、
自分がうつから治りかけの人とほぼ同じ調子で暮らしていることが
判明しました。

肉体的にも精神的にもあまり無理しないとか、
他の人が働いているとき(平日昼間とか)に
寝てても申し訳なく思わないようにするとか、
とにかく何事も焦らないとか、
ある意味自分を腫れ物のように扱う処置を、
僕はこの本を読む前からほぼ全て実践しております。
自慢じゃないけど。
というか本当にマジで全く自慢にならないけれど。

それは何の為かというと、
自分の場合は、創造的な意欲を維持する為です。
僕は、たまに仕事以外の作品も作ったりしていて、
クリエイター的には、そういう非効率的部門も含めた
自分であることが決定的に重要なのですが、
でも、大の大人がそういう自分を維持するのは結構大変なのです。

何が何でも保とうと思ったら、
例えば睡眠時間は確保する必要があります(自分の場合)。
そうすると、創造性とか遊び心とかいう訳の分からんものの為に、
実務的な仕事の電話を結構無視して寝てるとか(後から折り返すけどさ!)、
かつそのことに悩んでもダメとか、
そういう判断をしてしまうことになります。
でもそう判断しないと、実務的な仕事に、
プラスαの決定的に重要な何かを入れられなくなるんだから、
仕方ないのです。

なんかそういう、
一見贅沢なんだけれどこれ以上譲歩できないみたいな感じが、
「ツレがうつになりまして。」の中に、
うつから治りかけでのんびり暮らしている人の話として、
見事に描かれていると感じました。

勿論、実際にその病気になられた方には
こんなブログとは比べ物にならない切実さがあると思うのですが、
心の元気さって簡単なはずなのに今の世では結構難しいよね、
みたいな部分で、
程度は違えど普遍性を感じた、ということです。

モーショングラフィックと猫動画

だいぶご無沙汰でした。
水面下でいろいろ作ったり巻き込んだり巻き込まれたりしているのですが、
まだちょっと、公にお知らせはできません。

つまり書くことがないのですが、かといって、
久々の更新が仮面ライダーのフィギュアのことだと
何か大切なものを失う気がするので、
old works動画を追加してお茶を濁すことにしてみました。

今回載せたのは、
これも再掲載作品ですが(再変換により画質は若干向上しています)、
このサイトのID映像のようなものです。
このサイトを2007年にオープンした際記念に作り、
その後暫くして非公開になっていたもの。

一般的な映像作品というのは、
何かストーリーがあったり、登場人物もいたりして、
その後に仕上げとしてグラフィカルな要素を工夫をしたりしますが、
その最後の部分だけで成り立っているような作品です。

そういう純然たるモーショングラフィック作品は、
それはそれでネット上でも沢山見つけることができます。
自分も勿論、元々そういうものが大好きなのですが、
ただ、そこだけに絞り込んでしまうのは少し抵抗があるというか…。

そういうものと、極端に言えば、
同じようにネットで人気の猫動画みたいなやつとのバランスを取りたいというか、
例えばグラフィックの上に、それとは思いっきり異質な、
それこそ猫動画みたいな要素を乗せたりしたほうが、
なんとなく間口が広くなる気がしています。

…とか書くと何か難しいことのようですが、
このクライアント様関係の作品はぶっちゃけ全部その手法という噂です
(このクライアント様関係もそろそろ動きがあるかも)。

ロード・オブ・ザ・リング、この期間

GW期間はずーっとCG作業でした。
別にそれ自体は全然苦にならないのですが、
合間に多少GWらしい企画を、ということで
「ロード・オブ・ザ・リング」のBlu-rayボックスを買って観てみることに。

…というからには勿論今まで観たことがなかったのですが、
今更ぶったまげました。
あれだけ全編に渡って小人とかいろいろ出てくるのに、
終始違和感なく合成を捌いていることだけでも凄すぎます。
これは当然ながら、小人が出る場面はこう撮る、
というノウハウと予算表があらかじめあって、
それに沿って作ったわけではないですからね。

違和感なくいけるか、そのノウハウを工夫できるか、も含めて、
最初の段階で決断し、相応のリスクも取っているわけです。
その更に前提としては、あのくらい違和感のない映像じゃないとダメだよね、
というクオリティーに関する絶対的なコンセンサスが存在する必要があります。

そういう全てが、勿論彼らなりに妥協はしているのだろうけれど、
非常に次元の高いお話で、羨ましいというか呆れるというか…。
それに引き換え「ゲゲゲの女房」の服の下にしまってる腕はなんなんだ(笑)。

こういう話をすると、予算の桁が違うから、
みたいな理由づけをされがちなのですが、
そのせいにしてはいけない気がするんだな。

画期的で優れた映像の多くはCGと、信じられない程アナログな技術の
ケースバイケースの融合です。
つまり簡単に済ませられる所は済ませて節約しているわけで、
しかもその方法論に一般則はないわけで、
その辺の柔軟さと、最終的な完成度への妥協のなさは大抵表裏一体です。

つまり制作体制の柔軟さの違いこそより本質かと思いますが、
でもそのせいにしてもいけない気がするんだな。
制作体制の柔軟さを引き出すのは、風土の違いも多少はあるかもですが、
個人の力量や熱意による部分が大だったりもするわけで、
結局何のせいにしてもいけない気がするんだな。
分かってるさその通りだよ。

やや仕切り屋

ちょっとご無沙汰でした。
近況としては、実は先月くらいから多少時間ができまして、
そこで今までやりたくてもやれなかったことに手を出そう、
と試みています。

僕は今まで営業をほぼしたことがないのですが、
「これぞ」という企画に関しては自分から提案していきたいというか…。
或いは提案するまでもなく、
できればやりたいね、的な扱いになっている企画で、
自分が手を挙げなければそのまま流れるし、
挙げれば実現する、というものも結構あります。
その中で心にひっかかったものに関しては、
時間がある時くらいは手を挙げよう、みたいな感じです。

そういうこと全般が億劫だった時代に較べれば、
その程度には元気になった、という感じでしょうか(笑)。
前回も同じようなことを書きましたね。

で、その第一弾を先日撮影しまして、
撮影というからには実写主体の作品なのですが、
現在その編集及びCG作業中です。

ジャンルとしてはミュージックビデオなのですが、
そういう経緯なので当然ながら、自分としては力が入っています。
勿論自分だけではできないことで、ご協力頂いた皆様には感謝。
これに関してはまた書きます。

このやや仕切り屋モードですが、
何かのきっかけで致命的に懲りるまでは(?)
当面はそれをたまに、折を見て発動する感じでやっていきたい所存です。